what's!? coffee

聴覚障害をもつバリスタが、コーヒーを通して聴覚障害者の夢を応援する

コーヒーで夢を応援する??

what's!? coffeeでは、『聴覚障害を持つバリスタが、コーヒーを通して聴覚障害者の夢を応援する』という活動を行っています。

でもどうやって、コーヒーで夢を応援するのでしょうか。

ただ応援すると言っているだけで、【何もしない】というのは絶対にやりません。

手段は今のところ3点あります。

①コーヒーという、人を繋げる物
②接客という壁を超える
③売上の寄付


①コーヒーという、人を繋げるもの
コーヒーを提供するとき、what's!? coffeeでは1杯1杯丁寧に淹れるため、お待ちいただく時間があります。その際に会話が生まれます。
聴覚障害者の当事者である僕が聴者(聞こえる人達)と話すタイミングを生み出すことで、聴覚障害者と会話しているということに気づかせます。
更に出張コーヒースタンドをすることで、店舗で待つよりも聴者の世界に飛び込むことができます。
そしてコーヒーで人を集め、聴者がそこで得る情報のひとつに聴覚障害者の情報を加えます。

②接客の壁を超える
聴覚障害を持ちながら、バリスタという接客業、サービスマンをすることで聞こえる人達とのコミュニケーションという壁を超えます。
障害の程度は違えど、聴覚障害という部分はコミュニケーションに大きな壁があります。
接客の世界に飛び込む聴覚障害者がいるという希望を、難聴児やろうの子どもたちに見せることで将来の夢の幅を持たせてあげたいです。

③売上の寄付
what's!? coffeeの売上の一部は、聴覚障害関連団体や個人に寄付されます。
ただの寄付ではなく、夢のある活動などに寄付することを目指しています。
将来的にはwhat's!? coffeeとしてコーヒー関連の仕事を多く生み出していき、雇用を産むことで聴覚障害者の夢のひとつになっていただけるように。

言い出せばきりがないです。

そして、難聴という自分は中途半端な存在。

聴者にもろう者にも当てはまらない自分の存在だからこそ、どちらも繋げることのできる存在になりたい。

その為にはもっと勉強しなければならないです。(手話もあまりできないので…)

聴覚障害者でも色々な仕事をしている人がいます。

パフォーマーやアーティスト、接客業など。

そんな華やかな世界にいる聴覚障害者一人ひとりを紹介したり、イベント情報を集めたフリーペーパーもしくはマガジンが出せるようにすることも最近良いなと思いました。

もちろん華やかな世界以外にも多く活躍している聴覚障害者はいます。そんな人達にもスポットライトを当てたいです。

僕は自分がピエロになってもいい。

笑いものになってもただの目立ちたがり屋だと思われても良いです。

聴覚障害をもつバリスタとして活動することで、今よりももっと聴覚障害者が夢を持って生きていけるように。

そして、自分が魅力されたスペシャルティコーヒーをもっと多くの人に知ってもらいたい。

これは自分自身の夢です。